こんばんは。福島です!今夜も城山台校からお届けします。
夜はめっきり涼しくなってきました。もう9月ですものね。
さて、今日は中学生の授業での話。
内容は現代文読解からスタート。
その後、古文読解をしました。
古文といえば「古語」。
今日扱った「古語」の中に「いみじ」という言葉がありました。
いみじ:程度がはなはだしいさま。
「要するに、普通じゃないってことやねんで!」
「それも、めっちゃ悪いか、めっちゃいいかのどっちもあるねん。」
「普段みんなが使ってる言葉に例えたら、やばいやな。」
「先生が子供のころは、やばいって言ったら、マイナスの時って決まってたんやで。」
たとえば、夏休みの終わり。明日は始業式。
その夜、明日提出の宿題のポスター書いてなかったことに気づいた時。
「うわっ!やばい‼」(最悪やん…絶望的 orz)
これを古語で表すと、「あな!いみじ‼」(チョー、最悪やん)
*家の玄関にあった「太陽の塔」の像を画用紙いっぱいに書いて
背景を真っ黒にした作品を一気に仕上げたことをいまだに記憶しています。
よほど、やばい!って思ったんでしょうね。
でも、平成に入ってからですかね、やばいをプラスの時にも使うようになったのは。
たとえば、人気店のスイーツを一口含んだ瞬間、
口の中に広がる生クリームのほどよい甘さに感激した時。
「うわっ!やばい‼」(最高においしーい!…ヒデキ感激‼)
これを古語に表すと、「あな!いみじ‼」(めっちゃ、ウマイやん)
実際に、入試問題などに出てきたときにはプラスかマイナスか
文脈から判断しないといけないから注意が必要ですよ。
他にも、友達と会話してるときに古語を使ってみよう!という話をしました。
「げに!(なるほどね)」「いと、すずし(めっちゃ涼しいやん)」
帰り際に、「あ、明日××やん!あな、いみじ‼」と早速使っていた生徒がいました(笑)
ふぁいと。
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