こんばんは。福島です。
いやあ、まだまだ残暑厳しいですね!
お盆も終わり、秋の足音が聞こえてきてもよさそうなものですが、まだしばらくかかりそうです。
宵の口の空は、どこか秋の気配を漂わせているのですが…。
ところで、真夏に涼を呼び込む良い方法はないかと昔の人たちが考え付いた知恵、「打ち水」。
私が子供のころは、真夏になると、近所の大人やお店の人が玄関先に出て、前の道路に水をまくという光景をずっと見てきました。元気なおじいさんは、「ほれほれー!水がかかるぞー!(笑)」といってわざと私たち子供に向かって水をまく、なんてこともしょっちゅうでした。私たちの方もキャッキャ言いながらその家の前を通るのを楽しみにしていたように記憶しています。
そんな「打ち水」という光景を、最近ほとんど見かけません。(私の周りだけかもしれませんが)
ところが、そんな昔ながらの知恵である「打ち水」を社会実験として行っているプロジェクトがあるようです。
「打ち水大作戦」
「打ち水」がヒートアイランド現象に対してどのような効果を持つのか、決められた時間にいっせいに打ち水をしてその効果を検証しよう、という壮大な社会実験プロジェクトらしいです。(※HPによると2003年からスタートしたそうです)
みんなでいっせいに水をまいたら真夏の気温が下がるという仮説を検証するなんてユニークですよね。
水をかけるのは、何も道路の表面だけでなく、壁や塀にかけたり、室外機の周りにかけたりでもいいとのこと。それと、日なたはすぐ乾いてしまうため日かげの方が効果が高いそうですよ。
江戸時代の庶民から生まれた日本文化の一つといってもいいでしょうね。
そんな暑い中、中学生たちは今日も熱心に勉強に取り組んでいました。
まだまだ残暑厳しいですが、「暑い暑い」と言うだけでなく、「だったらこうしてみよう!」という発想を常日頃から持っていたいものです。もちろん、勉強の取り組み方にも言えますよ。
ふぁいと。
◆◆◆本日もお読みいただきありがとうございます。 ◆◆◆
ひかり塾 州見台校 福島 |