2月14日(水) 見せてやれ、底力!

福島です。いよいよ、明日明後日と京都公立前期選抜入試の日がやって来ます。

直前対策の授業に来ていた中3生たちに応援メッセージとともにカイロを渡しました。

今日は早めに帰宅させて、明日に備えさせました。


私のうん10年前の高校入試当日の記憶を引っぱり出してみます。


試験会場内に響くのは、問題用紙をめくる音とエンピツの走る音と誰かの咳き込む音だけ…。そんな張り詰めた緊張感の中、私が今でも記憶している出来事があります。それは、数学の試験中のことでした。最後の大問を解き終わろうかという時、どうしても最後の答えがうまく出せない。どこか違和感がありました。そこで、もう一度小問⑴から見直すと、なんと⑴の答えが間違っていることに気づいたのでした。その時すでに試験時間も終わりに近づいていました。残り5分もなかったと思います。おまけに⑴の答えは⑵以降、最後の答えにも影響をもたらすという致命的なミス・・・・・・。
そこからあとの記憶は途絶えています。が、きっと、試験官の「やめ!」の号令がかかるまで一心不乱に頭と消しゴムとエンピツを動かしていたのでしょう。
ともかく、合格発表の日、掲示板に自分の受験番号「95」を見つけた時は、喜びで一杯だったのですが、しばらくして、「あの最後の数分で決まったな」としみじみと見届けるもう一人の自分がそこにいました。


合格を勝ち取った人は誰でも、案外、試験中のどこかでそういう予測にない体験をしているのではないでしょうか。極度の焦りと絶望に支配されてオロオロするのではなく、目の前に立ちはだかる壁を無我夢中で乗り越えようとする気が充満するような感覚。入試当日に緊張することは避けられませんが、一旦始まってしまえば、あとはいつも通りに目の前の問題を解いていくだけ。そこで、想定外の事態がおこることも想定内として、万一起こった時は、あわてずあせらずあきらめないで対処するだけ。それが出来得るだけの練習を積んできたから、絶対大丈夫!健闘を祈る‼

ふぁいと。

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ひかり塾 州見台校 福島

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