1月26日(水) ていねいに、かつスピーディーに読む解く力。

こんばんは。福島です。

いやあ、寒いです!寒すぎます~(ガクブル)

年を取ったせいか、若かりし頃は

「『私をスキーに連れてって』という映画をみたらスキーに行く」

というルーティーンが、今では噓のようです。

🎵ブーリーザーードoh!ブーリザーード包めー世界をーー

もうあんな寒くて冷たいところには行きたくありません。

一日中、温泉に浸かっていたいです。

🎵いい湯だなアハハンいい湯だなアハハン

さて、先々週の土曜日に実施された南陽高校附属中学校の入試問題

国語では、論説文の読解問題が二題

一題は、マンボウにカメラと深度計や体温計を取り付けて放流し、マンボウの生態に迫る内容。疑問に対する仮説を立て、実験して結論を出す。しかし、また、新たな可能性を考え、研究を重ねていく。

もう一題は、一人ひとりが持つ常識は、実は思い込みとさえ言えるような狭い情報や知識によるものであると考えることができる。そこで、フィールドワークを通して実地検証することで認識を深化させる必要性を訴えている。

いずれも、サイエンスリサーチ科にふさわしい探究活動につながるテーマといえます。

また、今年の作文のテーマは、「自分のやりたいことを突き詰めて学び、自分の強みを持つべきだ」という意見に対し、「物事を幅広く学び、どんなことにも対応できるようにすべきだ。」という意見を示して、「あなたの考えはどちらの意見に近いですか」という内容。

大問二題(ページ数にして7ページ)を解いてきたら、最後にこの作文が待っている。361字以上450字以内。原稿用紙一枚程度にまとめなければならない。それも、作文も含めて50分以内に終わらせなければなりません

文章読解自体は、丁寧に読めば決して難しい問題ではなくとも、同時にスピードが要求されるのです。話題や筆者の主張を正確に読み取りながらも、読むスピード、解くスピードを高めることも必要だということです。

そして、作文は、その場でテーマを見て書くわけですから、やはりそれなりに練習を積まなければなりません。適当に思いつくまま書いたような恣意的な内容ではなく、テーマに則った内容。さらには、その作文を読んだ中学校の先生に対して、「この子はこんな考えを持つ子なんだな。ぜひ、うちの学校に入学してもらいたいな」ぐらいの印象を与えられるような内容であれば文句のつけようがありません。

特に、中高一貫校の受験を考えるなら、小学生のうちから、いろんなことに興味や疑問を抱いて、自分で仮説を立てて実際に調べてみる。ほかにも可能性はないか視野を広げてみる。そういう姿勢が本当に大切だと思います!


さあ、中3生たち!

奈良県私立高校入試まで、あと11日!


ふぁいと。

◆◆◆本日もお読みいただきありがとうございます。 ◆◆◆

ひかり塾 州見台校 福島


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