9月17日(金)水を飲むな

 

こんばんは。

 

木津エリアの宮川です。

 
 
 
 

「水を飲むな!!!水を飲むとバテるぞ!」

 
 

 
 

30年~40年前までは、運動系の部活では「運動中の水飲み禁止」だったんです。
熱中症になるわ!って感じですが、水を飲むとバテる、良くないと考えられていました。

 

今、考えると、非科学的な話なのですが、当時はそう信じられていたんですね。

 
 
 

このように「昔は正しかったかもしれないけど、今は違うよ」ということはいくつもあります。
常にアップデートしていかなければいけません。

 
 

 

さて、この図はご存じでしょうか。

 

 

これは「割合」の公式を覚えるための図です。
小学校で教わる場合があります。「速さ・時間・距離」の「はじき」「みはじ?」も有名です。

 

「あー!小学生のときに習ったよ!」

 

という、保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 
 

中学生になると、電流の単元でオームの法則の公式( V = I × R )を

 

 

こんな感じで覚えている生徒もいます。

 
 
 

保護者の方も昔、使ったことがあるかもしれませんが、
この図を書いて問題に取り組むことはお勧めしません。

 
 

それは、この図が「公式を覚えるため」だけの図で、
「考えなくても、公式が導ける」図だからです。

 

「考える」ことしなくなるのはとても危険です。

 
 

 

最近読んだ本に「4マス関係図」という図がでてきていました。
筑波大附属小学校の算数の先生が考案した図だとか。

 
 

「4マス関係図」とはこんな図です。

 

 

「50人を全体とするとき、40人の割合を答えよ」というような問題を解くときに書く図です。

 
 

この図はとてもお勧めです。

 
 

なぜなら、この図は「考える」ための図だからです。

 
 

「40人が0.8にあたるとき、全体は何人ですか?」ならこうなります。

 

 
 
 

こんな風に6マスにして使ってもよいと思います。

 

 
 
 

比例関係にあるものは、すべてこの図で解けますし、
この図にまとめることで、情報を整理して、しっかり考えて式を導けるので、
賢くなると思います。 ←ここ大事。

 
 

前述のオームの法則など、中学生の理科では比例関係を利用して解く問題がたくさんあります。

 

この図は応用させやすく、汎用性が高い点が優れていると思います。

 
 
 

昨日の中3理科の授業でこんな問題がでてきました。

 

金星の公転周期は0.6年です。Eの位置にある金星は1年後どの位置にあるでしょう。

 
 

 
 
 

1年で600度(360度して、さらに240度)回っていると導けます。

 
 

ひかり塾では「考える力」をつけるために、図を使い、理解を深めながら学習をしています。

 

 
 
 
 
◆◆◆本日もお読みいただきありがとうございます。 ◆◆◆

ひかり塾 木津エリア長 宮川

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